記憶のメカニズムを知る

効率的な勉強方法を知るためには、そもそも脳の記憶に関する仕組みを理解する必要があります。脳は正しいことを記憶するのではなく、何回も聞いたことを消えない記憶として保持します。また、脳は大雑把にしか物事を理解できません。だから、いきなり細かいことを覚えようとしても不可能なのです。
以下では、記憶のメカニズムについて説明していきます。

大人になってからでも記憶力は伸ばせる

記憶の3ステップは「覚える」「貯める」「思い出す」

一瞬で忘れる短期型の記憶と一生覚えていられる「長期型」の記憶

眠不足は記憶力低下の最大の原因

睡眠は体よりも脳を休ませることが目的
脳科学の研究では様々な実験によって睡眠不足が記憶力を低下させる大きな原因の一つであるということが立証されています。
睡眠は体を休める以上に、脳の神経細胞の疲れを取る働きがありますから、睡眠が不足すると日中に膨大な情報を処理している脳の乱れた神経回路や伝達ルートの修復が行われなくなってしまうのです。
脳科学の仮説によれば、人間の睡眠をとっているあいだに、その日に経験した事や学習したことを書き込むと言われています。
もし試験勉強などで睡眠時間を削り、脳をほとんど休ませることなく、何時間も情報を取り込み続ければ、当然記憶の効率は低下することになります。
また睡眠不足の日が続くと「睡眠物質」と言われるホルモンの分泌が低下し、特に発育や細胞の修復に係る成長ホルモンや、脳内に発生する活性酵素を無毒化するグルタチオンなどが不足し、神経細胞の働きを弱めることになります。

理想の睡眠時間は6〜7時間前後
睡眠をとることは、脳全体を活発に機能させるためにも非常に重要なことなのです。
ですから、効率よく記憶するために、まずは6〜7時間程度の質の良い睡眠をしっかり取ることが大切になります。

そのためには 毎日の就寝時間を一定にすることがポイントで特に午後11時〜午前0時の間に就寝することが理想的だとされています。

これが乱れると、体内時計が狂ってしまってすぐに寝付けなかったり、なかなか熟睡できない などの睡眠障害につながることがあります。

毎朝、午前7時頃には起床し、すっきりと目覚めるといった規則正しい生活リズムを作ることが、脳の機能を正常に働かせ、集中力と記憶力を高めることにつながっていくのです。

十分睡眠をとった万全の状態の脳で、短時間、数回に分けた記憶をおこない復習することで 、時間のない社会人でも、学生時代に負けないくらい知識を増やしていくことができるはずです。

記憶の効率を高める10の基本原則



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