記憶のメカニズムを知る

効率的な勉強方法を知るためには、そもそも脳の記憶に関する仕組みを理解する必要があります。脳は正しいことを記憶するのではなく、何回も聞いたことを消えない記憶として保持します。また、脳は大雑把にしか物事を理解できません。だから、いきなり細かいことを覚えようとしても不可能なのです。
以下では、記憶のメカニズムについて説明していきます。

大人になってからでも記憶力は伸ばせる

年を重ねても脳細胞は死なない
一般に「年をとると記憶力は衰える」とよく言われます。これは年と共に脳細胞が死滅し、 記憶をつかさどる前頭葉の働きも衰えてしますと思われるからです。

しかし カリフォルニア大学のマリアン・ダイアモンド博士の研究によれば、「活発に働く正常で健康な脳においては、加齢による脳細胞の損失は まったく見られない」ということが立証されています。

そしてこれまで考えられてきた以上に、人間の脳は生涯にわたって毎日膨大な量の情報を取り込み、記録し続けられることがわかってきました。

つまり年をとっても脳をしっかりと使っていれば、脳細胞を衰えさせることなく、記憶力も維持できるということになります。

大人になるほど記憶力はより強化される
記憶を司っているのは脳の司令塔である前頭葉で、神経回路が作られる10歳までの間をどう過ごしたかによって決まります。この期間に多くの経験をし刺激を受ければ、前頭葉の神経回路は活発になり、記憶力も高くなっていきます。

ではそれ以降は記憶力を伸ばすことが出来ないのかと言えば、そうではありません。
記憶力は単純に数字を丸暗記するような能力だけでなく、情報を理解するための言語能力や理解力などをふくめた、総合的な能力です。

子供の頃は単純暗記が得意ですが、学習していくことで知識が増え、そこに実際の経験と理解する力を積み重ねて行くことで記憶力をより確かに補強していくことができるのです。

ではなぜ、年をとると 物覚えが悪くなった と感じてしまうのでしょうか。
それは年をとると記憶力が落ちると思い込んでしまうことによる自己暗示によるもの。それを脳が信じることによって人は脳を使うことをやめ、必然的に記憶力は低下してしまうのです。

ですから まずは年をとっているからといって、記憶力に自信を無くすことやめればいいのです。 苦手意識をもたずに脳を活発に使い続けることで、若いころよりも記憶力を高めることも可能だと言えるでしょう。

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